知育教育特集

知育教育とはどんなもの?

知育教育とは、一般に子どもが示すオモチャなどへの興味を有効に利用し、遊びの場で子どもの能力をひきだそうという試みです。
それぞれの年齢によって発達が始まる能力には違いがあるため、年齢によって知育教育の種類を変えるスクールや教材が多く見られます。

例えばレゴ・ブロックは、知育教育の教材としては古くから親しまれ一般に広く普及しているオモチャの一つ。
カラフルな色づかいをした凹凸のあるブロックを組みあせて、色々な形に成型していく方法で遊びます。
教育の目的としては、何かをマネして作るという行動が認識能力を強化し、合わせて創意工夫の力を育みます。
また、手をよく使うことが大脳の発達に関係するとも言われています(または左脳、言語能力の発達に関わるという説も)。
手を使い、マネし、表現力の向上を促すことで、これほど多くの能力が養われるわけですね。

数学的教材や、イラストのついた積み木などは、記号や数字、モノの意味を覚えるための認識能力を育みます。
「あいうえお」や、数字、身近な動物のイラストや、パパの特徴、ママの特徴といったものを遊びを通じて学習し、記号とその特性を結びつける判断力(記号の意味を学習する)につながると考えられています。

知育教育で子どもの個性をのばす後押しを

知育教育の分野でも、新しいエレクトロニクスの技術を活用した、最新型のオモチャが人気を集めています。
例えば、子どもが問いかけたりボタンを押したりすると、音声で応じる教材など一度は目にしたことがあるのでは?
英会話スクールでは、正しい英語の発音を覚えたり(ネイティブスピーカーの発音を聞きます)、地図や地球儀のオモチャで国の名前や位置を覚えたりなど、専門的な分野への興味を喚起する目的で利用されているものが多いようです。

教材と子どもの興味が一致すると、その子どもの個性につながります。子どもが興味を示す方向性がどのタイプの教材にあるのか、見極めることが大切です。

ビデオ(DVD)教材など、テレビを利用するお馴染みのものから、最新式のタッチパネル操作のものまで、商品の多様化が進んでいます。内容は年齢に応じて選ぶことができ、数える(足し算・引き算)、答える(クイズ形式や英会話)、次のシチュエーションを考える(物語り式)といったものが一般的です。人気のアニメキャラクターなどが登場し、子どもと一緒になって考えたり質問をしたりしてくれるので、子どもの興味をひきます。双方向のやりとりが可能で、一人遊びと相手のいる遊びの中間的な働きを期待できます。

絵本で思考力や想像力を育てる

知育教育のなかでも、情緒に関連する教材としては、やはり絵本が圧倒的に評価が高いようです。絵本を利用した教育は「絵本教育」といわれ、少し複雑なお話を理解し始める3歳頃から始めるケースが多いようです。優しい雰囲気のイラストや、情緒を育てる物語には、感情表現が多く出てきます。子どもは3歳くらいから「好き・嫌い」以外の感情も覚え始めていきますので、成長にあわせた本の内容を選ぶことが大切です。難しすぎる内容の本を与えると、かえって子どもが本嫌いになる可能性もあるのでご注意ください。

4歳くらいを目処に、登場人物が多く、より想像力を刺激する、様々な感情を喚起する高度な絵本に挑戦していきます。親は子どもと一緒に読む、もしくは読み聞かせを行い、子どもの反応を見守りましょう。親の意見や考えが、子どもの感想と異なったとしても、それを訂正するのではなく、「どうしてそう思ったの?」と問いかけてあげて、子どもの情緒を育みましょう。

知育教育は、知能の活動を幾つかの分野に分けて考える説が一般的です。例えば「集中的思考能力」は、いくつかの事柄から結論をだす思考力を指し、「転換的思考力」は、ひとつの物事を違う面からみる創造力を意味します。できる限り積極的に、子どもの個性と年齢にあった知育教育をとりいれてあげましょう。