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共働きが多い現代では、育休を取得中、もしくは子どもを保育園に預けて仕事を探したいと考えているママやパパも多いはずです。
子どもを保育園に入れるタイミングの悩みは誰もが通ります。
編集者
「そもそも保育園は何歳から預けられるの?」
「入園しやすい時期ってあるの?」
そこで本記事では、何歳で保育園に入園するのがベストなのか紹介します。
保育園に入りやすい時期や年齢ごとのメリット・デメリットまで解説しているため、参考にしてください。
保育園は何歳から預けられる?
一般的に保育園は、0歳から5歳までの子どもを預かる施設です。
近年の保育環境は以下の特徴があります。
- 1歳からの入園が平均的
- 認定こども園も増加傾向
各施設によって保育士の人員確保や施設設備の関係から、受け入れ可能な年齢が異なります。
また、各年齢に応じた保育環境の条件が定められており、低年齢児は万全の体制が必要です。
そのため、受け入れ人数を少人数としている園も多いです。
1歳からの入園が平均的
育休取得してから職場復帰するまでの期間は1年間が一般的なため、保育園に入園させるタイミングも「1歳」が平均的です。
1歳になると離乳食にも慣れ、自力で歩きだす時期に差し掛かります。
育休から復職が始まる時期でもあり、1歳を保育園入園のタイミングの目安とするママ・パパは多いでしょう。
2人目以降のママは上の子を育てた経験から、保育園に入りやすい時期を把握しているため、1年を待たずして職場復帰する方もいます。
筆者の周りでは、早い方は生後3か月から保育園に入園させる方もいました。
保育園に入りやすい時期については、記事内の保育園に入りやすい時期に詳しく解説しているため、チェックしてください。
認定こども園も増加傾向
近年では、保育園と幼稚園の特性を合わせ持つ「認定こども園」が増加中です。
市町村によっては保育園よりもこども園が多く、働く保護者の新しい選択肢になっています。
保育園と認定こども園の特徴は以下のとおりです。
保育園 | 認定こども園 | |
目的 | 主に就労をしている保護者に代わり、子どもの保育を行う | 保護者の就労に関係なく、子どもの教育・保育を行う |
対象年齢 | 0歳~小学校就学前まで | 0歳~小学校就学前まで |
特徴 |
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大きな違いは保護者の就労の有無です。
3歳からの幼児教育の無償化制度の導入にあたり、一定の年齢に達すると就学に向けた「教育」を意識する保護者も多くいます。
認定こども園はそんな多様なニーズに対応できる施設として注目されており、年々増加傾向です。
それぞれの特徴を理解したうえで、お子さまと保護者に合う施設を選ぶとよいでしょう。
保育園は何歳から入りやすい?
1年を通して、以下の2つのタイミングが比較的保育園に入りやすいとされる時期です。
- 0歳
- 3歳の4月
以下で詳しく解説します。
0歳が入りやすい理由
0歳が入りやすい理由は、主に以下の2つがあげられます。
- 定員分の空きがある
- 保護者の意向や子どもの状況によっては入園を見送る家庭もある
0歳児クラスは定員分の空きがあるため、比較的入りやすいタイミングです。
育休延長の影響から1歳児の競争率が高い園もあるため、家庭で保育をする人が多い0歳児で入園させるのがスムーズに入園させるポイントです。
ただし保育園の申し込み期間が秋になるため、秋以降に生まれる子どもの場合は入園申し込みができないケースもあります。
その場合は年度途中の入園を検討したり、空き状況の確認をしながら申し込みをしましょう。
3歳の4月が入りやすい理由
3歳の4月が入りやすい理由は、おもに以下の2つです。
- 3歳から定員数が広がるケースが多い
- 幼稚園やこども園へ転園するケースも多く空きがでやすい
3歳児以上の定員数を増やしている保育園が多いため、3歳の4月も比較的入りやすいタイミングです。
また小学校就学に備え、教育に力を入れたく幼稚園や認定こども園に転園する子どもも一定数います。
幼児教育・保育の無償化制度から、幼稚園の選択肢が身近になったことも要因の1つでしょう。
基本的に保育園は保護者の送り迎えが必要なため、就労先付近の保育園に通わせている方も多く、3歳になるタイミングで就学地域の保育園や幼稚園に転園させる保護者も多いようです。
各年齢で保育園に入園するメリット・デメリットは?
保育園入園する際のメリット・デメリットを各年齢ごとに解説します。
0歳
0歳から保育園に入園させるメリット・デメリットは以下のとおりです。
-
メリット
- 早い時期から集団生活に慣れる
- 保育士のサポートを受けながら子育てができる
- 休職してから時間が空いていないので、復職しやすい
- 生後間もなく免疫力が未熟なため感染症などにかかるリスクが高い
- 保育園によっては0歳児保育の受け入れ態勢が不十分な施設もある
- 家庭の状況によって保育料が高額で負担になりやすいケースがある
デメリット
慣れない環境から、低年齢児は体調を崩すことも想定されます。
保育園などの集団生活を行う際、感染症のリスクはつきものですが、小さいうちは特に免疫力が未熟なため注意が必要です。
可能であればフレックスタイム制度や短時間勤務などを利用したり、万が一の際に病児保育の登録もしておくと安心です。
1歳
保育園に1歳から入園させる際のメリット・デメリットは以下です。
デメリット
育休期間の基本的なルールに1年という縛りがあるため、1歳から保育園入園を希望するママ・パパは多く、1歳での入園は競争率が高くなる場合があります。
入園を希望する保育園の候補をいくつか持っておくと安心です。
小さい内から保育園に通うことで、規則正しい生活習慣が身につくでしょう。
2歳
保育園に2歳から入園させる際のメリット・デメリットは以下のとおりです。
デメリット
2歳での入園は、トイレや食事のマナーなど生活のルールを学び始める時期です。
自我もはっきりし始めるため、イヤイヤ期に悩むママも増えます。
言葉や自分の意思がはっきりとし始めて苦戦することも多い時期に、保育園のサポートを受けながら進められる点はメリットでしょう。
3歳以上
保育園に3歳上から入園させる際のメリット・デメリットは以下のとおりです。
デメリット
3歳以上から保育料が無償になることもあり、3歳以上での入園を検討する家庭も多いでしょう。
順番を守ったり、友達の気持ちを考えたり、他のお友達と触れ合い協力する中でたくさんの学びを得られる時期です。
まだまだ集団行動は難しいケースも多々ありますが、社会性や協調性もさらに発展するでしょう。
また生活習慣の形成も進み、規則正しい生活習慣が整いやすいメリットがあります。
まとめ|保育園は0歳の4月がベスト
保育園に何歳から入園するのが良いのかは、子どもの発達状況や各家庭環境によってさまざまです。
一般的には、0歳や3歳の4月が入園しやすい時期と言われてはいますが、ママ・パパの職場復帰の兼ね合いやお子さんの状態を含めて慎重に検討しましょう。
どのタイミングでも集団生活を行ううえでデメリットはありますが、親だけでは補えないたくさんのことを学べる場でメリットもたくさんあります。
保育園入園に関して疑問や悩みがある場合は、市区町村の相談窓口や最寄りの保育園で子育て相談が可能です。
保育園の力も借りながら、仕事と育児の両立をはかりましょう。