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保育園の入園が無事に決まり、職場復帰後の生活に不安を感じる方も多いです。
なかでも慣らし保育の期間は仕事に影響が出やすく、多くの保護者が頭を悩ませます。
編集部
「慣らし保育までになにをやっておくとよいのか?」
「保育園に慣れてくれるかな…」
そこで今回は、慣らし保育の期間や知っておきたいポイントを紹介します。
保育園での生活をスムーズにスタートするためにも、記事の内容を把握し参考にしてください。
慣らし保育の期間はどのくらい?
保育園での慣らし保育期間は以下のとおりです。
- 平均的な目安期間は約1週間程度
- 慣らし保育を行わない園もある
慣らし保育の期間によっては、職場復帰のスケジュール調整が必要な方も多いはずです。
以下で詳しく解説するため、チェックしてください。
平均的な期間は約1週間程度
慣らし保育は、年齢にもよりますが一般的に1週間を目安にしている保育園が多いです。
年齢 | 慣らし保育期間の目安 |
0歳 | 約2週間 |
1歳 | 約1週間~10日 |
2歳以上 | 約5日~1週間 |
年齢が小さいほど「より丁寧」に慣らし保育を進める必要があります。
基本的には1〜2時間程度の短時間からはじめ、年齢や個々の性格・生活リズムなど、子どもの様子に合わせながら保育時間を長くします。
しかし、順調にいく子どもばかりではなく、慣らし保育期間を延長するケースもあります。
長いと1ヶ月ほどかかったケースも耳にするため、スケジュールはあらかじめ余裕を持っておくと安心です。
慣らし保育の開始日は、入園時期や保育園・職場との兼ね合いで異なるため、早めに相談し計画的に進めましょう。
慣らし保育を行わない園もある
一部の認可保育園や保育所では、慣らし保育を実施していない場合もあります。
- 子どもが保育士や園の環境に順応するため
集団生活に早く慣れさせたほうが、より早く保育園での生活に適応できる - 保育士の対応が充実しているため
保育士の個別対応が可能なため、慣らし保育の段階を省略しても問題ない - 長期的な通園を前提に無理なく進められるため
慣れるペースに柔軟に対応するため、あえて慣らし保育を設定しない
慣らし保育が設けられていないと聞くと、少し不安に感じる方もいます。
しかし、慣らし保育以外の方法で子どもが早期に安心できる保育環境を整えているため、過剰に心配せずに見守りましょう。
そもそも慣らし保育とは?
慣らし保育とは子どもが無理なく保育園生活に慣れるよう、段階を設けた保育方法です。
初めての環境や集団生活は小さな子どもにとって、不安やストレスになる場合があります。
そのため、少しずつ慣れるよう配慮をする期間です。
厚生労働省も推奨している取り組みで、子どもの心身の負担を軽減する重要な役割を果たしています。
慣らし保育中によく起こる悩みと対処法とは?
慣らし保育が始まると生活リズムがガラリと変化するため、さまざまな問題や悩みに直面するでしょう。
ここからは慣らし保育期間中に起こりやすい悩みや対処法を紹介するため、参考にしてください。
登園時に泣いてしまう
最も多い悩みは「登園時に泣くこと」です。
我が子が自分と離れて泣いている姿を見ると、なんとも切ない気持ちになりますが自然な反応であり、むしろ健全な情緒発達の表れです。
- 短い言葉で「いってきます」と伝え、笑顔で見送る
- 「保育園は楽しい場所」だと伝える
- 先生に了解を取り、お気に入りのおもちゃを持たせる
上記の対処法をしたとしても、泣き続けてしまう場合ももちろんあります。
「頑張ったね、おかえり。」と笑顔でお迎えしてあげると、待ってましたと言わんばかりの笑顔で駆け寄ってきてくれるでしょう。
体調を崩す
慣らし保育期間中は体調を崩しやすいため、注意が必要です。
「保育園の洗礼」と言われ、まだ抗体の少ない子どもは病気や感染症をもらいやすく、入園後早退や休みを繰り返すことも珍しくありません。
保護者も一緒に体調を崩すケースも多いため、体調を崩す前の予防策が非常に重要です。
- 十分な睡眠時間の確保
- 規則正しい生活リズムの維持
- 手洗い・うがいの習慣化
ただし、低年齢のうちは対策を取っていてもうつるケースも多く出てきます。
成長とともに抗体力も高くなり風邪にもかかりにくくなるため、基本的な生活リズムを整え見守ってあげましょう。
夜泣きが増える
保育園入園後、夜泣きが増えたと頭を抱える保護者も多いです。
新しい環境で頑張っているため仕方がないと分かっていても、睡眠時間が削られると体力的にも精神的にもしんどいと感じるでしょう。
- スキンシップをしっかり取る
- 些細なことでも褒める
直接的な対策にはならない場合がありますが、たくさんおうちでは甘えさせてあげましょう。
「今日も保育園に行けてすごいね!」などと声をかけ、子どもの気持ちに寄り添うことで、次第に子どもも落ち着くケースが多いようです。
慣らし保育中にやっておくとよいことは?
慣らし保育中にしておくとよいことは以下のとおりです。
- スケジュールの確認・調整
- 病児保育・ファミサポの登録
- 自分時間を満喫自分時間を満喫
それぞれ詳しく解説します。
スケジュールの確認・調整
慣らし保育期間中は余裕のあるスケジュールが非常に重要で、柔軟にスケジュール調整ができるとスムーズに仕事復帰が可能です。
- 1~3日目:午前中まで、昼食前にお迎え
- 4~7日目:昼食後にお迎え
- 8~10日目:午睡後にお迎え
- 11日目~:終日保育スタート
子どもの状況を見ながらに時間を長くできると理想です。
しかし入園時期や会社との兼ね合い、園・子どもによっても異なるため、パートナー間で協力体制を話あっておくとよいでしょう。
病児保育・ファミサポの登録
今後の万が一に備えて、事前に病児保育施設やファミリーサポートに登録しておきましょう。
行政機関が運営しているため、研修済み・身元のはっきりとしたサポート会員が柔軟にサポートしてくれます。
- 保育園や幼稚園の送迎
- 万が一の病気や急な用事の際の預かり
- 学校や習い事の送迎
- 子どもの遊び相手 など
登録や手続きに時間がかかるため、利用したいときにすぐ利用できる状況を整えておくと安心です。
自分時間を満喫する
慣らし保育期間中は、保護者にとって自分の時間を持つチャンスでもあります。
これまで育児を頑張ってきた自分へのご褒美として、リフレッシュできる時間を過ごすのもおすすめです。
- 美容室でヘアケア
- お気に入りカフェなどで、ゆったりとした時間を過ごす
- 映画鑑賞や趣味の時間を楽しむ
なかなか自分の時間を確保しにくいため、ゆったりとストレス発散をして職場復帰に備えましょう。
まとめ|慣らし保育の期間は園と子どもによる
慣らし保育の期間は、平均1週間~2週間程度です。
保育園や子どもの年齢などによっても個人差がありますが、0歳児の場合はより長めに設定される場合が多いです。
この期間を上手に活用し、子どもが園生活に適応できるようサポートしながら、保護者自身も新しい生活リズムに慣れる準備をします。各自治体や園の方針を確認しながら、お子さまに合った進め方を見つけましょう。